【宅配業者の覚悟】あわよくばの時間指定には鉄拳制裁を!現役ドライバーの嘆き、あなたの胸は痛みませんか?

2021年1月28日宅配,宅配業者の○○

タチの悪いお客様

宅配を利用したことのある人であればご存知かとは思いますが、荷物を受け取る際には時間帯の指定が可能です。

もちろんすべての宅配業者が対応しているというわけではありませんが、大手であれば大抵「時間帯指定サービス」を無料で利用できるはずです。

ただしこの「無料サービス」は、多くのお客様に勘違いされています。

こちらのサービスはあくまでも「時間帯」を指定するサービスです。

業者目線で言わせていただくと、お客様の指定した時間帯のなかで「コチラの都合のいい時間にお伺いさせていただく」という意味になります。

けして指定された時間帯のなかで「お客様の都合のいい時間にお伺いする」という意味ではありません。

にも関わらずSNSでは「19時~21時で指定したのに19時01分に不在票が入っていた(怒)」とか「19時~21時で指定してるんだから20時過ぎに来い(怒り)」なんて声を目にします。

そもそも無料なんだから…という声はいったん置いておくにしても、このように言われるのはどうも心外です。

この件に関しては別の記事でも詳しく書いているので、もしよかったらこちらの方も覗いてみてください。

【宅配雑学】19時01分に不在票が入っている理由?現役ドライバーの解答、それはお客様が指定したからです!

そんなわけで誤解されることの多いこのサービスですが、中にはやっぱりタチの悪いお客様がいるわけです。

今回はそんなお客様をご紹介します。

約束を守れない大人の方へ

今回ご紹介するのは「19時に帰宅できるかどうかわからないのに19時~21時の時間帯指定をする」お客様です。

先ほども申し上げたように、時間帯指定サービスはあくまでも「時間指定」ではなく「時間帯の指定」です。

もしもお客様が19時~21時の時間帯を指定したのであれば、宅配業者は何時にやってくるのでしょうか?

正解は「19時01分から20時59分までの間にやってくる」となります。

ということは、お客様は19時までには家に帰宅していないと荷物を受け取ることはできないというわけですね。

そんなこと小学生でもわかります。

にもかかわらず「19時に帰宅できるかどうかもわからないのに19時~21時の時間帯指定をしてくる」お客様が何人も何人もいらっしゃるわけです。

我々宅配業者側からすれば、お客様がその時間帯を指定した以上はその時間帯内にお伺いせねばなりません。

たとえ急にお客様の気が変わったとしても、急な用事ができてどこかに出かけてしまったとしてもです。

もちろん我々はお客様が自宅にいるという前提で配達にお伺いします。

だってお客様が指定したのですから。

そこを疑う余地などありません。

それなのに、それなのにです。

19時~21時に指定したお客様の不在が多いったらありゃしません。

自分で決めた約束を守れない大人の人が本当に本当に多いのです…。

【宅配業者の提案】時間指定2回目以降は有料化?現役ドライバーのホンネ、約束を守れないヤツ大嫌い!

奇跡は簡単には起こらない

こんな時「SNS」は便利です。

なんと言ってもすぐに「お客様の本音」を拾うことができるのですから。

なぜお客様はこのような「無謀ともいえる時間帯指定」をするのか?

するとこういうお客様の多くが…

「もしかすると仕事がいつもより早く終わるかもしれないから」

「もしかすると19時過ぎには家にたどり着けるかもしれないから」

「もしかすると20時以降に業者が配達に来るかもしれないから」

「もしかすると…」という「希望的観測」から夜間の時間帯指定サービスを利用していることがわかりました。

これはとんでもないことですね。

この世には人間にはどうしようもないできないモノがたくさんありますが、その最たるモノは「時間」であるといってもけして過言ではありません。

そんな我々の「貴重な労働時間」を、そんな「希望的観測」で浪費させるお客様がいらっしゃるわけです。

さらに先ほども述べたように、お客様が時間帯を指定したら我々はその時間帯内に必ずお伺いせねばなりません。

もし18時30分に作業が終わっていても、19時~21時の荷物があれば30分間待機しなければならないわけです。

もちろん我々の労働時間中は、所属する会社からお給料が発生します。

ましてや夜間ともなれば「高額な残業代」が発生するというわけです。

当然「会社」としては「無駄な支出」はしたくありませんよね。

もし19時~21時に時間指定したお客様が不在だった場合は、そのために使われた時間と労力はすべて無駄です。

お客様の財布は痛まなくても、我々「業者」の財布は痛むわけです。

だからこそ、お客様のその希望的観測による時間帯指定が誰かの「時間」や「お金」を奪っているという事実をぜひ知っておいていただきたいのです。

ちなみに「奇跡」なんていうものは実際そう簡単には起こりません。

そんなことは大人になる過程で十分に理解されているはずですよね?

【宅配業者の提案】夜間の業務は有料化?現役ドライバーの考える、需要と供給と新サービスのご提案!

お互いを思いやる気持ち

この件に関してはそもそも「時間帯指定サービスが無料だからいけないのでは?」なんていう声もありました。

そこで有料化についても考察してみたのですが、さすがに現実的ではない部分が多く断念した経緯があります。

そう考えるとやっぱり、すぐにできる現実的な対応策はコチラです。

【宅配雑学】荷物の受け取りが苦手な人でも安心!24時間365日対応の「コンビニ受け取り」が最強です!

コンビニや宅配ロッカーを使えば、誰でも確実に荷物が受け取れます。

なのになぜ、わざわざ夜間に宅配業者から受け取ろうとするのか?

それは多分、コンビニ受け取りサービスを知らないからだと思うのです。

今回この記事を読んだ皆さんには十分ご理解いただけたと思いますが、もっとお互いを思いやる気持ちさえあれば、さらに良い関係を築いていけるのではないかと思っています。

なにとぞよろしくお願いいたします。

まとめ

というわけでまとめです。

今回は無謀な時間帯指定をしてくるお客様について、現役宅配ドライバーからの目線で考察してみました。

実際のところ、時間帯指定をされたお客様がご不在だった時の「怒り」と「喪失感」というのは半端ないです。

先ほども申し上げたように、我々はお客様が約束を守ってくれるという前提で配達を行っているわけですから。

とはいえ逆もまた然りです。

繁忙期や荷物が急に増えてしまった時などは、逆に我々がお客様との時間帯指定を守れないことが多々あります。

【宅配繁忙期の実態】遅延や未着は当たり前?現役ドライバーが暴露する、繁忙期の時間指定はお約束できません!

もちろん普通に生きていれば、急に予定が入ったり、ただなんとなく気が変わることだってあるでしょう。

こればっかりは仕方がありません。

だからけして無理にとは言いません。

ただ頭の片隅にでも、今回のお話を入れておいていただきたいのです。

時間帯指定をする時は、必ず荷物が受け取れる時間帯を指定して下さい。

それでは今回はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!