【宅配業者の提案】時間指定2回目以降は有料化?現役ドライバーのホンネ、約束を守れないヤツ大嫌い!

2021年1月8日宅配,宅配業者の○○

時間指定サービスは「無料」

大手の宅配便を利用したことがある方はご存知かと思いますが、荷物を送るときには「時間帯指定サービス」を「無料」で利用することができます。

時間帯指定サービスというのは、宅配業者の決めた「時間帯」の中でお荷物をお届けするというサービスです。

大手宅配業者がこのサービスを始めたのは1988年6月のことで、もうかれこれ約30年以上も前になります。

それからずっと大手の宅配業者は、この「時間帯指定サービス」を「無料」でお客様に提供してきました。

とはいえもちろん、当時と今では「状況」も「価値観」も違いますよね。

インターネットが広く一般家庭にまで普及したおかげで、我々の生活は今もなお劇的な変化を続けています。

およそ30年前では予想だにしなかった「世界」が、今我々の目の前で当たり前のように起きているわけです。

特にここ数年、我々宅配業者の取り扱う荷物量は年々増え続けています。

荷物量が増えれば増えるほど、ドライバーの仕事量も増えていきます。

さらに新サービスや新端末などの導入により、ドライバーの業務はますます複雑なものになってきています。

もちろん「お金の価値」にしても、今と昔ではまったく違いますよね。

だからいかなる商品も、時代に合わせた「値上げ」は避けられません。

ロングセラー商品であればあるほど「値上げ」は避けられないのです。

そんな中、今までと同じようにこの時間帯指定サービスを「無料」で続けていってもよいのでしょうか?

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そもそも「無料」がおかしい

時間指定サービスをドライバー目線で考えると、やっぱり「無料」というのは納得ができない部分はあります。

時間帯指定がなければ、我々ドライバーは決められたルートに沿って順番通りに配達していけばよいわけです。

でも荷物の中に「時間帯指定」があるせいで、どうしてもその荷物を優先的に取り扱わねばならないわけです。

だって「無料」のサービスであるにもかかわらず、間に合わなければすぐにクレームが飛んでくるのですから。

でもそもそもの話、ここでもう一度、あらためて考えてみてください。

時間帯指定を「している荷物」も「していない荷物」も、送料として支払っている「金額は同じ」なのです。

にもかかわらず、我々ドライバーは「時間帯指定」の荷物をどうしても「特別扱い」しなければなりません。

これって変な話だと思いませんか?

このサービスを開始した当初はもちろん「画期的な新サービス」でした。

だって宅配というサービスが誕生する以前は、自分でお店に荷物を取りにいくのが当たり前だったのですから。

ただ荷物を自宅に持ってきてくれるだけでも素晴らしいのに、無料で「時間指定」までできるとなれば、そりゃあ大きな話題になったことでしょう。

利益よりもサービスの優先ですね。

ただ現在と30年前とでは、驚くほど何もかもが違っているわけです。

これだけ手間のかかるサービスをこれからも無料で提供していくのは、やはり無理が出てきていると感じます。

今後も「利益よりもサービスを優先」するのであれば何も言いませんが、今はもうそんな時代ではありません。

そんなこと言っていられないのです。

我々宅配業界を取り巻く「状況」は、30年前とは大きく変わりました。

宅配サービスはすでに「我々の生活には欠かせないサービス」なのです。

そろそろ前向きに、大きな決断をしても良いのではないでしょうか?

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有料サービスにしましょう!

だからこそ真剣に、無料サービスの「有料化」について考えてみました。

ただし先ほども述べたように、今や「時間帯指定」は当たり前のサービスのひとつになりつつあります。

お店やネットで買い物をすると、大抵の場合は「配達時間のご希望はございますか?」と聞かれるはずです。

現在この時間帯指定サービスは、日本全国のありとあらゆる場所で「無料」で案内されているわけです。

だからこそ、いきなりすべての「時間帯指定サービス」を有料化するというのはどうしても難しいわけです。

そこで考えたのがコチラ「時間帯指定サービス初回は無料、2回目の時間帯指定からは有料」というものです。

初回の「時間帯指定」は無料ですが、それで受け取れなかったら2回目以降はお金がかかるよってことですね。

そうするとどうなるかというと、無料で使える「最初の時間指定」をものすごく真剣に悩んで決めるわけです。

もしくは「とりあえず時間帯の指定はしなくてもいい」となるはずです。

個人的によく感じるのが「どうせ無料だからとりあえずこの時間で」というお客様が非常に多いという点です。

その最大の理由は無料だからですね。

だからこそ「時間帯指定サービス2回目以降は有料」が有効なのです。

こうすることにより、安易な気持ちで時間帯指定をするお客様は減り、時間帯指定無視のお客様も減るはずです。

またこの新サービスが実施されれば、夜間配達における「ワンチャン狙いの時間指定」も同時になくなります。

2回目は有料となれば当然ですよね。

こういった無駄な再配達がなくなれば、我々もお客様もよりスマートな行動ができるのではないでしょうか?

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まとめ

というわけでまとめです。

今回は「時間帯指定サービスを有料化」の提案をさせていただきました。

記事の中でも書きましたが、今までこれを「無料」で続けてきたことが逆にスゴいことだと思います。

今から30年前と言えば「昭和」が終わりを告げ「平成」という新しい元号を迎え入れた年となります。

ちょうどその頃「バブル期」も終わりを迎え、日本経済はこのタイミングで大きな「変革期」を迎えました。

とはいえ令和を生きる我々には、そのような話は全く想像ができません。

当時はスマホもありませんでしたし、ネットで買い物をするという概念もほとんどありませんでした。

時代はつねに変化していくものです。

今年は「コロナウイルス」もあり、まさに激動の一年となりました。

新たな時代の変革期です。

これを機に、無料サービスの見直しをしてみてはいかがでしょうか?

絶好の機会だと思うのですが…

というわけで今回はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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