【宅配お悩み相談室】ハンコとサインどっちがいいの?ドライバーの見解は〇〇〇です!
どっちがいいの?
ご存知の方も多いかもしれませんが、荷物を受け取る際には「ハンコ」か「サイン」が必要です。
あまり深く考えたことはないかもしれませんが、必ずと言っていいほど「ハンコ」ばかりもらってくるドライバーもいれば「サイン」ばかりもらってくるドライバーもいます。
実際のところ荷物を受け取る際はどちらの方が良いのでしょうか?
結論から言ってしまうと、我々としてはどちらでも構いません。
どちらも「お客様が荷物を受け取った」という証明になるからです。
今回は「ハンコとサインはどちらが良いのか?」それぞれのメリットとデメリットを考察していきます。
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ハンコのメリットとデメリット
最近では非対面配達も増えてはきましたが、宅配の荷物を受け取る際にはまだまだハンコもしくはサインが必要なことの方が多いです。
それがお客様が荷物を受け取った「証明」となるからですね。
万が一それがなかったら、トラブルが起きた時に我々としてもお客様としても非常に困るわけです。
日本は世界的にも非常に安全な国と言われますが、悪いことを考える人間はいつの時代にも存在します。
だからこそ、基本的にはハンコもしくはサインが必要になります。
というわけでまずはハンコのメリットをみていきましょう。
【ハンコのメリット】
ハンコのメリットといえばズバリ…
ただ押すだけでよいことでしょう。
「字がキレイ」とか「字が汚い」とか、深く考える必要はありません。
ただハンコを押すだけで、荷物を受け取った証明書が完成します。
あいにく日本はいまだに「印鑑文化」が深く根付いています。
なにかとハンコは重視されます。
この件に関してはいろいろな意見がありますが、良くも悪くも今すぐなくなることはないでしょう。
【ハンコのデメリット】
デメリットに関してはとてもひとつやふたつでは効かないので、箇条書きにしていきます。
・ハンコが行方不明になる
・朱肉の場所がわからない
・ケースが固くて開けられない
・フタが固まって開けられない
・ハンコのケースごと壊れる
本当にこんなことがありえるの?なんて思う方も中にはいるかもしれませんが、これらは実際にお客様の玄関先でよく起こります。
我々はできるだけ早く次の配達に向かいたいので、お客様がハンコを探してなかなか玄関に出てきてくれない時などは「サインでけっこうですよー」とお声掛けをします。
そんな時はもうサイン一択ですね。
ちなみに僕のオススメは、フタの脱着も朱肉さえもいらない「キャップレスタイプ」の便利品です。
なぜ僕がこの「キャップレスタイプ」をオススメするのかというと、上に挙げたようなデメリットがすべて解消できてしまうからです。
ハンコのフタがなかなか取れなかったり、朱肉が見つからなかったり、ハンコが見つからなかったり。
もし過去にそういう経験をしたことがある方はぜひ、このキャップレスタイプを試してみてください。
もう以前のハンコには戻れません!
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サインのメリットとデメリット
先ほども述べたように、サインとハンコの割合はドライバー次第です。
ただ僕の場合は、サインをもらうことの方が圧倒的に多いです。
なぜならハンコはなにかと手間取るお客様が本当に多いからです。
もう少し細かく言うと、お客様がハンコを手に持っていればハンコ、持っていなければサインです。
基本的にはその瞬間に一番早い方法を選択するというわけですね。
【サインのメリット】
そんなサインのメリットは…
「事前に用意する必要がない」ということではないでしょうか。
まさにこれこそがメリットです。
なにも用意しないため「ハンコ」のデメリットは存在しません。
ドライバーは基本的にペンを持参しているので、お客様がペンを用意する必要もないわけです。
【サインのデメリット】
こちらに関してもハンコ同様ひとつやふたつでは効かないので、箇条書きにしていくことにします。
・雑なサインのお客様がいる
・普通に時間がかかる
・ペンは使い回しで不衛生
これまでにいろいろな年齢層のお客様のサインを見てきましたが、若いお客様ほどいい加減なサインが多いというのは否定できません。
そのぶん早いですけどね。
逆に年配のお客様はサインをするのに時間がかかることが多いです。
これはやはり「サインの重み」を感じているからなのかもしれません。
ただこれは判断の難しいところ。
サインは丁寧に書くべきなのか?適当に書いてもいいモノなのか?そこはお客様自身でご判断ください。
あとペンは完全に使い回しです。
もちろんその都度ペンを洗ったり消毒するわけではありませんので、そこのところはご了承ください。
【宅配雑学】非対面配達のメリットとデメリット!ドライバーが非対面をお薦めする理由!
非対面配達について
最近では「コロナ」の影響もあり、非対面配達やサインの省略を推進する業者が増えてきています。
配達時にお客様に名前の確認をして、間違いがなければハンコやサインなしで荷物をお渡ししています。
これは本音で言うと、かなりラクですし作業効率もグンと上がります。
宅配便はつねに時間との戦いです。
もし少しでも作業効率が上がるのであれば、どんなことであろうとも積極的に取り入れていくべきです。
あいにく幸か不幸か、コロナが収束する気配はいまだにありません。
このまま「非対面配達」がしばらく続けば、サインレスがスタンダードになっていくのかもしれませんね。
まとめ
というわけでまとめです。
今回はそれぞれのメリットとデメリットをあげて「ハンコとサインどちらが良いのか」考察してみました。
冒頭でも述べたように、我々は「ハンコでもサインでもどちらでも構わない」というのが本音です。
ただもし「ハンコ」を選択するのであれば「キャップレスタイプ」をぜひ検討してみてください。
これは本当に便利ですから。
それでは今回はこのへんで、最後までお読みいただきありがとうございました!