【宅配業者のご案内】宅配と引越の微妙な関係性!現役ドライバーからの助言、住所変更は忘れずに!

引越しって大変です!

「引越し」って大変ですよね。

経験したことのある人ならご存知かと思いますが、引越しが決まった瞬間から無事に終わるその瞬間まで、なかなか気が休まることはありません。

各種手続きはもちろんのこと、荷造りから荷ほどき、さらには不用品処分まで、やることは盛りだくさんです。

当日の搬出搬入作業がすべて終わったころには、もう心身ともにクタクタの状態になっていることでしょう。

だから誰も責められません。

たとえ「住所変更」をし忘れていたとしても、それは仕方がないのです。

今回は「宅配と引越しにまつわるエトセトラ」をご紹介していきます。

定期購入にはご用心!

宅配便と住所変更が繋がらない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はけっこうな割合で、すでに引っ越し済みの家に荷物が届くことがあります。

それはなぜかと言うと、単純にお客様が住所変更をしていないからです。

なんだかんだで一番多いのは、やはり「定期購入」のパターンでしょう。

ネットショッピングの世界には「定期購入をすることで月々の支払いが安くなる」ものがたくさんあります。

そういった商品の多くは「一か月に一度」や「二か月に一度」長い商品だと「半年に一度」毎に商品が届きます。

定期購入の商品の配達にいくと、定期購入をしていることを忘れてしまっているお客様が多々いらっしゃいます。

そのようなお客様がバタバタと大忙しの引越しの最中に、そのことをふと思い出すなんてことはありえません。

もし定期購入で商品を購入しているお客さまがいるのであれば、引越しの際にはぜひお気をつけください。

宅配ドライバーの対応

ではもし引っ越し前の住所に荷物が届いてしまった場合、その荷物は一体どうなってしまうのでしょうか?

その対応については少しこまかい話になりますが、順に説明していきます。

まず大前提として、お客様からの申告がない限り、我々はお客様が引っ越したかどうかなんてわかりません。

だから当日に届いたすべての荷物は、お客様が自分の担当エリアにまだ住んでいる前提で配達に伺います。

そしていつものように配達に伺った際に、いつもと違う「異変」を感じた場合のみ、お客様に電話をかけたり「転居済み」の入力などを行います。

具体的には「郵便ポストにテープが貼られている」とか「電気メーターがまったく動いていない」などですね。

逆にいえばそういった「異変」でも感じない限り、いつものように不在票を投函して荷物を持ち戻ります。

これがもしお客様がすでに引っ越したあとであれば、もちろん誰もその不在票に気づくことはないでしょう。

だからいつまでたっても、その荷物の再配達依頼は来ないわけです。

もちろん商品にもよりますが、最悪の場合は1週間ほどその状態が続きます。

さすがに3日~4日も経てば大抵のドライバーは電話をかけたりしますが、その時点でも数日は経過しています。

もし荷物がナマモノや冷蔵商品だった場合、その時点でキワドイわけです。

なぜならお客様と連絡がついて転送するにしても、配達は最短でも「翌日以降」になってしまうからです。

傷みやすい食品だと致命的ですね。

引っ越しする時は住所等の確認はもちろんのこと、荷物を送ってくれる可能性のある友人やご親戚にも必ず連絡を入れるようにして下さい。

すぐ隣の駅なんだけど来れない?

仮にドライバーが異変に気がついて、お客様に電話をかけたとします。

そんな時たまにいらっしゃるのが「引越し先は歩いて数分のところだから持ってきてよ」というお客様です。

これについては担当エリアや各営業所またはドライバーにもよるのですが、基本的には対応しておりません。

たとえ歩いて数分だとしてもです。

なぜなら「住所が変われば担当店が変わってしまうから」であり、基本的にエリア外の作業には対応できません。

さらに言うと、我々は担当エリア外のことになるとまったくの素人です。

一歩でも自分のエリア外に出ると、どこが一丁目でどこが二丁目なのかもわからず右往左往してしまうのです。

さらに本音を言えば、知らない土地では事故のリスクが一気に高まります。

お客様からしたら「同じ会社のことだし目と鼻の先の距離じゃねえか…」なんて思われるかもしれません。

ただ担当店が変わるというのは、我々にとっては全く知らない土地に足を踏み入れるということなのです。

それだけはどうかご理解ください。

じゃあどうすればいいの?

じゃあ引越し前の住所に荷物を送ってしまったらどうすればよいのか?

これについては先ほども述べたように、お客様から何かしらアクションを起こしていただくしかありません。

もし引越し前の住所に荷物を送ってしまったのであれば、すぐにでもサービスセンターに連絡をしてください。

そして転送してもらいましょう。

ただ先述したように、配達は翌日以降になるということはご了承ください。

もしお客様が可能であれば「センター引取り」という手もありますので、こちらもあわせてご利用ください。

ちなみに追加料金等はかかりません。

ただし業者側の経費は発生します。

こちらもどうぞお忘れなきよう、なにとぞよろしくお願いいたします。

まとめ

というわけでまとめです。

今回は「宅配と引越しにまつわるエトセトラ」について考察してみました。

最初の方にも書きましたが、お客様が引越しをしているかどうかを判断するのはなかなか簡単ではありません。

さらに自分で定期購入していることを忘れていたり、引越したことを友人や親戚に伝えるのを忘れてしまうお客様が本当に多いというのも事実です。

とはいえこれは仕方がありません。

ここで大切なのは、気づいてからアクションを起こすまでのスピードです。

何事においても「すぐに行動をする」というのは非常に大切なことです。

異変に気がついたらすぐに行動、なにとぞよろしくお願いいたします。

それでは今回はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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