【宅配雑学】アメリカと中国の宅配事情を調べてみた!現役ドライバーのホンネ、日本が当たり前じゃねえからな!

2020年11月11日宅配,宅配雑学

世界の宅配事情を調べてみた

いわゆる「インターネットショッピング」が当たり前となり、宅配便を利用する人々は年々増え続けています。

とはいえもちろん、コレはけして日本だけに限った話ではありません。

インターネットは世界中の誰もが簡単に利用できるネットワークです。

ということは、世界中に「インターネットショッピング」を楽しんでいる人が存在するということですね。

ではそんな「世界の宅配事情」は一体どうなっているのでしょうか?

今回は「世界」に目を向けます。

日本とアメリカと中国と

僕はもうかれこれウン十年この業界にいますが、日本以外の「宅配事情」についてはまったく知りません。

今回は「世界の宅配事情」を知る良い機会なので、自分自身もしっかりと勉強していこうと考えています。

とはいえ「世界」はあまりにも広い。

いくらインターネットを駆使したとしても、この広い世界のすべての情報を集めるのはさすがに難しいでしょう。

というわけで今回は僕の独断と偏見により「アメリカ」と「中国」にフォーカスを当てることにしました。

アメリカと中国の「宅配事情」を知ることにより、我が日本の誇る「宅配サービス」がいかに優れたものなのかを知ることができると考えたのです。

ではまずアメリカからいきましょう。

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アメリカの宅配サービス

まず最初にお伝えしておきたいのは、日本で当たり前のように受けているいくつかの「無料サービス」というのは、実はアメリカでは「有料サービス」の場合が多いということです。

例えば「再配達」であったり「時間帯指定」であったり「日時指定」または「指定日保管」であったりですね。

面白いところだと「受け取りにサインをもらう」とか「大人からサインをもらう」なんていうものまであります。

日本人である我々からしたら、そんなの「無料で当たり前」ですよね。

なのになぜアメリカではこのような有料サービスが存在するのかというと、実はアメリカでは基本的な配達方法がすべて「置き配」だからなんです。

今では日本でも「置き配」が増えてはきましたが、アメリカでははるか昔から置き配がスタンダードでした。

だから「お客様と対面する必要があるサービス」については、基本的にすべて有料になってしまうわけです。

数年前にアマゾンが日本で大々的に「置き配」を始めたとき、我々宅配業者は本気で度肝を抜かれました。

というのも置き配は、日本の宅配業界においては禁じ手だったからです。

それが今ではどうでしょうか?

もちろんコロナの影響は無視できないにしても、ここまで置き配が広がるなんて誰も想像できなかったでしょう。

日本で置き配がスタンダードになるにはまだもう少し時間がかかりそうですが、それすらももう時間の問題です。

やはり宅配サービスはつねに変化を続けねばならないということですね。

では続いて中国をみてみましょう。

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中国の宅配サービス

中国では今、年間600億個を超える荷物が取り扱いされているそうです。(ちなみに2019年の日本の宅配便取扱荷物は約44億個でした)

というのも、日本のおとなり中国というのは「世界一の宅配大国」としてすでに世界的に有名なんですね。

ではそんな巨大マーケットにおけるサービスレベルはどうなのでしょうか?

しかしながら、中国の宅配事情についてはこれといった「良い情報」を手に入れることができませんでした。

ただ中国の宅配事情を調べていく上でひとつ「確実にわかったこと」は、ここ数年であまりにも急激に取り扱い荷物が増えすぎたために、現在深刻な人手不足であるということです。

これは言わずもがな、今の日本でもまったく同じことが言えますよね。

日本でもずいぶんと前から人手不足は叫ばれてきましたが、中国の人手不足問題はさらに深刻なようです。

まあ日本と比べると「人口」も「国土の大きさ」もけた違いですからね。

そんな中国で日本と同じレベルのサービスを提供するのは不可能でしょう。

また、様々な情報をかき集めていく中で「宅配ロッカー利用は有料」なんていう記事もチラホラみかけました。

これもまた日本とは真逆ですね。

この有料サービスをもし日本で始めたら、大変なことになるでしょう。

あとは中国の宅配関連でよく目にした記事が「荷物の取り扱い」について。

やはりというか予想通りというか、宅配業者による荷物の取り扱いについてはけして良いとは言えないようです。

外箱の損傷や変形、上下逆さまで運ばれるなんてのは当たり前だそうな…。

なかには「宅配業者がお客様の荷物を無断で開封して荷物の中身を確認する」なんていう記事も見かけました。

もし日本でお客様の荷物を勝手に開けたりなんかしたら…訴訟だ保証だ裁判だと大変なことになりますよね。

https://twitter.com/hiroyzero/status/1321819177124941824?s=21

まとめ

というわけでまとめです。

まずは今回冒頭で「世界の宅配事情を調べてみる」なんて言っておきながらも、結局はアメリカと中国を調べただけという結果になってしまったこと、この場を借りてお詫びします。

でもこの2大国と日本を比べただけでも、日本の宅配サービスがいかにハイレベルで優れているのかは理解していただけたのではないでしょうか?

皆さんが日本で当たり前のように受けられる無料サービスは、アメリカでは有料なんです

日本で当たり前のように思われている荷扱いは、中国では奇跡なのです(これは言い過ぎかも)

我々人間は何かと比較をすることにより、あらためてその「ありがたみ」に気がつくことができるのです。

ひとつだけ間違いないのは、日本の宅配サービスの根底にあるのは「おもてなしの心」だということです。

これだけはもう間違いありません。

今回の記事が宅配便の「無料サービス」について考える「キッカケ」のひとつにでもなれば嬉しいです。

それでは今回はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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