【雑記】たまには実家に帰省しよう!現役ドライバーのひとり旅、平日にフラッと親孝行してみた!
実家に帰らせていただきます
今回は「ひさしぶりに嫁と子供抜きで実家に帰ったら思った以上にリラックスできて最高だった」という話です。
ことの始まりは、すでに70歳を過ぎた父親からの一本の電話でした。
いわく「実家にインターネットを繋いだものの、使い方がよくわからないから一度顔を出してほしい」とのこと。
僕は特にIT関係に強いわけでもなくむしろ苦手な方なのですが、実家は古希を迎えた両親の2人暮らしです。
まあ何かしら力にはなれるだろうということで、とりあえず「近いうちに」顔を出すとは言っていました。
とはいえその後しばらくは仕事やプライベートでバタバタしてしまい、なかなか休みが取れなかったのです。
それから数日後、やっとのことで何も予定のない休みが確定しました。
ただしその日はあいにく「週」のド真ん中「平日の木曜日」です。
平日といえば当然ですが、嫁さんも子供もパートやら学校やら塾やら習い事やらなんやかんや忙しいわけです。
そんなわけで今回は本当に心苦しかったのですがやむを得ず、やむを得ず一人で実家に帰ることに決めました。
もう本当に数十年ぶりの「おじさんのひとり旅」ですね(大げさ)。
思えば結婚して子供ができてからというもの、一人で実家に帰省したことなんてただの一度もありません。
当然ではありますが、いつも嫁さんや子供が一緒でしたからね。
まあだから何だという気がしなくもないのですが、とにもかくにもこんな機会はそうそうないような気もします。
「たまには一人もいいかもな…」
そんなことを考えながら電車に揺られて数時間、実はけっこうワクワクしちゃっている自分がそこにいました。
寝る子は育つ?
その日は実家の最寄り駅に着くのがお昼近くだったこともあり、そのまま駅の近くで食事をとる予定でした。
久しぶりに駅で会った両親はとても元気そうに見えましたが、なんだか少し小さくなったようにも感じました。
と同時に、数か月ぶりに息子を見た母ちゃんの第一声もまた「あれ?アンタ背ぇ伸びた?」だったのです。
あとになって分かったのですが、どうやら僕は本当に背が伸びていました(実際に測ったわけではありませんが…)。
というのも実は数ヶ月前から「姿勢矯正」に取り組んでおり、その成果がじわじわと表れていたもようです。
駅からの移動中に父親と母親と3人横一列に並んでみると、明らかに数年前よりもその身長差を実感しました。
矯正前はかなり猫背だったこともありますが、姿勢を正すだけでこんなにも違うものかと本当に驚きました。
正しく姿勢矯正をつづけていれば、40歳を過ぎても身長は伸びるのです。
信じるか信じないかはあなた次第…。
ランチはとんかつ「かつくら」
さて、お昼ご飯は駅ナカのレストラン街にあるコチラ「名代とんかつ、かつくら」さんでいただきました。
事前に「とんかつ」をリクエストしておいたので、両親が良さげなお店をピックアップしてくれていたようです。
正直言って最初にメニューを開いた時の感想は「た、高い…こりゃあ庶民のとんかつ屋じゃねえぞ…」でした。
ランチタイムというのに、どのランチセットもそれなりのお値段です。
とはいえこの日の僕はスペシャルゲストであり、孝行息子であり、街の電気屋さんという一人三役です。
遠慮なく「とんかつ盛り合わせ」セットに「牡蠣フライ+(仕事前の)ビール」をトッピングしました。
やっぱりなんだかんだ言っても、持つべきものは「親」と「カネ」ですね。
とにかくここでいただいた「牡蠣フライ」が絶品で、今まで食べた牡蠣フライの中では一番おいしかったです。
コチラのお店は全国にチェーン店があるようなので、もしお近くにお店がある方はぜひ一度お試しください!
YouTubeでカラオケ大会
さて、腹ごしらえのあとは実家に帰ってちょっぴり「ひと仕事」です。
とは言っても配線等はすべて終わっているため、僕にできることと言ったらおもに使い方を説明するだけですね。
実はここだけの話、初めてみる機能や説明書を何回読み返しても理解できない機能がいくつかあったのですが、そこはまあ知ったかぶりの「ドヤ顔」で偉そうに説明しておきました。
たとえいくつになっても「子供は親に良いところをみせたい」のです。
そんなこんなでひと通りの説明が終わると、いつのまにか両親による「YouTube鑑賞会」が始まりました。
今となっては当たり前の無料動画ですが、初めてのYouTube体験に父も母もあきらかに興奮をしていました。
そりゃそうですよね。
無料で「好きな歌手」の「好きな曲」が好きなだけ聞けるわけですから(こまかなご指摘はご遠慮ください)
父親は未だにちょくちょく中古のCDを購入してきては「CDコンポ」で音楽を楽しんでいるような世代です。
YouTubeはまさに玉手箱でしょう。
もちろん両親が検索するのは歌謡曲ばかりでしたが、どれもこれも耳にしたことのある名曲ばかりでした。
結局最終的には親子でカラオケをなんだかんだ楽しみました
さて、カラオケのあとは夕飯です。
この日のメニューはこれまた贅沢な自家製の「すき焼き」でした。
さきほど説明書を片手にしどろもどろになりながらも「ドヤ顔」でいろいろなことを教えてあげた報酬ですね。
少しだけアルコールも入って楽しくおしゃべりをしているうちに、あっという間に終電の時間がやってきました。
本当に最高な一日となりました!
まとめ
というわけでまとめです。
僕は特に大きな夢や目標もなくただなんとなく生きてきましたが、ふと気づけばもう人生の折り返し地点です。
ウチの両親はとっくのとうに「古希」を迎えているため、正直あとどれぐらい生きられるのかもわかりません。
自分にしても両親にしても、いつ何が起きてもおかしくない年齢です。
残りの人生で両親とこうやって顔を合わせ、腹を抱えて笑いあえる機会はもうそれほど多くはないでしょう。
今回の件であらためて「できるうちにできるだけ親孝行はしておかないとなあ…」なんて思いました。
それと同時に「たまにはひとりで実家に帰るのも悪くないなあ…」と、これは本当に心から思いました。
皆さんそうだとは思いますが、結婚して子供ができると「一人で帰省する」ことなんてほとんどありません。
それに嫁さんや子供が一緒だとどうしても「父親なんだからしっかりしなきゃ」と無意識に考えてしまいます。
でもひとたび実家に帰ってしまえば、いくつになっても「子供」なんです。
この感覚はきっと、世界中探しても実家でしか味わうことができません。
もし機会があるのであれば、今のうちにたくさん親孝行してくださいね。
それでは今回はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!