【宅配業者のつぶやき】自分の会社に匿名でクレームを入れたらパワハラ上司が異動になった話!

セクハラ&パワハラ許すまじ

皆さんは自分の会社に

クレームをいれたことはありますか?

ほとんどの人はそんな経験ないと思います

僕もまさか自分がそんなことをするとは

思いもしませんでした

というわけで今回のお話は

「匿名で自分の会社にクレームを入れたら

パワハラ上司が異動になった」というお話です

もう数年前のお話なのでうろ覚えではありますが

なにとぞ最後まで付き合いいただければと思います

ではさっそく始めていきましょう

はじまりはいつも雨

ことの発端は人事異動でした

現場のドライバーレベルでは

異動なんてほぼほぼありませんが

役職者ともなると大体1~2年で異動があります

よく言えば不正やマンネリの防止になりますが

悪く言えば腰かけ仕事にしかならないんですけどね

まあそんなわけで数年前に異動してきたのが

今回お話させていただく腹巣麺人さん(仮名)です

この奇妙な名前からも想像できる通り

この方はかなり「ハラスメント」のヒドイ方でした

異動してきた当初からエンジン全開で

現場の人間に涙の雨を降らせていました

いま思い出すだけでも胸焼けがしてくるのですが

もう少しだけ掘り下げていきましょう

ハラスメント大国ニッポン

皆さんはハラスメントと聞くと何を思い浮かべますか?

わかりやすいところだと「セクハラ」ですよね

最近だと「カスハラ」なんて言葉もよく聞きます

で、今回の主役の腹巣麺人さん(仮名)はなんと

セクハラ、パワハラ、モラハラの三冠王でした

まさに「昭和の老害」と言った感じですね

・女性社員の容姿に言及する

・女性社員に対して下ネタを言う

・女性社員へのボディータッチ

もうわかりやすいくらい典型的なセクハラ野郎でした

しかも当の本人はセクハラにまったく

気がついていないというタチの悪さです

そしてセクハラ以外にも酷かったのが

パワハラ&モラハラの常習犯という点でした

ミスを犯した人間に対しての注意の仕方はまるで

反社会勢力の人間が弱者を詰めているかのようでした

ワザとみんなの前で怒鳴るのは当たり前で

朝だろうと昼だろうと夜だろうとお構いなし

とにかくミスをした人間が委縮して謝罪するまで

ネチネチとしつこく追い込んでいました

それは怒鳴られている本人はもちろんのこと

まわりでソレを見せられている我々にとっても

けして気分の良いモノではありませんでした

ひと昔前ならよくある話?

もちろん厳しく当たることによって恐怖心を与え

再発防止につなげる、というのも理解はできます

ただやはり限度というものがありますよね

朝の出庫前にみんなの前で怒鳴り散らされたあと

平常心でいられるドライバーはそうそういません

ただこれはひと昔前であればまかり通っていたのです

実際に僕自身も経験してきたので理解はしています

ただ現代社会においては間違いなくアウト

パワハラはもう許されるものではありません

我々の仕事の大きな部分を占めているのが運転です

運転をしたことがある方ならわかると思いますが

極度なストレスや悩み事があるとどうしても

注意力が散漫になってしまいます

今の時代にそんな「THE昭和」なやり方をしたら

メンタルがやられてしまう被害者が

たくさん出るのは当たり前なのです

実際にそういう声を何人もの同僚から聞いて

「どうにかならないか?」という相談もされました

とはいえこれがまたなかなか難しい問題で

人によってそれぞれ受け取り方が違うために

コレという線引きが難しいんですよね

だからそういう声を把握してはいたものの

「まあもう少し我慢していればいなくなるから…」

なんて言ってしばらくはやり過ごしていたのです

決戦は金曜日

そんな中、とある事件が起こりました

僕が動くキッカケとなった事件です

その日なにがあったのかというと…

その内容については秘密とさせてください

さすがに核心に近づいてしまいますからね

まあとにかく、とある事件が起こりました

そして僕はその日のうちに会社にメールを入れ

それから1か月もしないうちに

腹巣麵人さん(仮名)は異動となりました

それがこの事件の全貌となります

まとめ

念のためにお伝えしておきますが

僕は別に正義感の強い人間でもないし

誰かのために何かをするのは

面倒くさいとさえ感じる人間です

だからコレはけして美談なんかではありません

ただ事実として僕は自分の会社にクレームを入れて

会社はすぐに腹巣麺人さんを飛ばしたということです

で、結局なにが言いたいのかというと

「もしパワハラやセクハラで悩んでいる人がいるなら

泣き寝入りする必要はないですよ」ということです

もちろん僕もギリギリまで悩みましたし

「身バレしてしまうのでは?」とか

「会社にいられなくなるかも?」などと考えました

でも一連の流れの中で確実にわかったことは

身バレせずに告発する方法は存在するということです

だからもしパワハラやセクハラに悩んでいる人がいたら

泣き寝入りすることなく行動を起こしましょう

とはいえ感情のままに動いては意味がありません

しっかりとした下準備は必須になります

あとは信頼できる仲間が数人は必要です

ただそれさえ用意できれば間違いなく

ハラスメントに立ち向かうことはできます

もしこのブログが少しでも

苦しんでいる誰かのためになれば嬉しく思います

以上、少し長くなってしまいましたが

最後までお読みくださりありがとうございました!

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